純プラチナは結構柔らかい
いちいち記念日を祝うようなマメさはないが、それでも恋人として結ばれた日となると何かしようかな、くらいには思うわけで。 それは記念日となるといつも兄弟と一緒である俺と一松にとっては尚更だった。誕生日だって入学式だって卒業…
続きを読む →いちいち記念日を祝うようなマメさはないが、それでも恋人として結ばれた日となると何かしようかな、くらいには思うわけで。 それは記念日となるといつも兄弟と一緒である俺と一松にとっては尚更だった。誕生日だって入学式だって卒業…
続きを読む →仲の良い兄弟ともなると口が軽いもので、特に一松と十四松となると尚更だった。 仲良く猫ちゃんとそれに立ち向かう芋虫ごっこをやった後、なんともなしに頭に浮かんだ話題を十四松は口にする。「一松にーさん」「んー?」「最近カラ…
続きを読む →長谷部が日本号と付き合うことになった。 そんな話をへし切長谷部から明かされた宗三左文字はつまらなそうに溜息を吐いた。「貴方から食事に誘われるなんて何事かと思えば、そんな今更な話ですか」 へし切長谷部と日本号が親密なのは…
続きを読む →「俺は長谷部、お前のことが好きなんだ……その、多分なんだが、恋愛的な意味で」 同室者である日本号から「話がある」と声を掛けられた。 かつて出陣中にも関わらず一悶着起こしたことがあった日本号と長谷部だったが、今では誰が見…
続きを読む →何の前触れもなく、それは訪れた。いや、もしかしたら前兆はあったのかもしれない。兎に角突然のことだった。 どうやら俺は日本号が好きらしい。 好意を持っていることを自覚してから、自分は刀剣男士として顕現するずっと前から日…
続きを読む →「好きだ」 黒田の家で再会した槍に、告白された。 「へし切、好きだ」 今日も今日とて、その槍……日本号は俺に好意を伝えてくる。まるで朝の挨拶のように、顔を合わせれば「好きだ」「慕っている」と口にする。そんな槍に俺は圧倒…
続きを読む →呪いとは。精神的な力によって災いを取り除いたり、逆に災いを起こしたりする行為と言われている。近年では災いや不幸を起こす行為ばかりを指すことで用いられることが多く、へし切長谷部を悩ませるのはそんな「呪い」だった。 西日…
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続きを読む →拝啓、本丸で初めての年の瀬を迎える日本号へ 熱燗が恋しい頃だろうか。あんたなら酔うこともないが、口煩い奴がいるから飲み過ぎにだけは気をつけてほしい。 さて、今は演習場を周回している時期か。それとも初の連隊戦で四苦八…
続きを読む →「今月の写真現像しました!」 この本丸の秋田藤四郎は写真が趣味だ。基より好奇心旺盛なこの短刀は、顕現間もなく主の持っていたカメラに興味を示した。そうして目に映る風景を始め、自分を取り巻く物事を写真に撮っていく内に、月終…
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